BMWは、2018年11月30日から米カリフォルニア州で行われるロサンゼルスオートショー2018年にて「BMW X7」「BMW 8シリーズ・カブリオレ」「BMW M340i xDrive Sedan」「BMW Vision iNEXT」の4モデルを世界初披露する。
LAショー2018に登場する4つの新型車種
BMW X7
2018年10月に発表されたBMWのSUVシリーズの中で最大のモデル。
2019年3月に北米市場で発売が予定されており、現状その他の地域での販売に関してはアナウンスされていない。
北米市場を意識しているだけあって、画像だけでも車格の大きさが伝わってくる。また最上級SUVらしく、贅を尽くした内装にも注目だ。
BMW 8シリーズ・カブリオレ
2018年11月2日、BMWは8シリーズ新型「カブリオレ」の概要を発表した。11月9日にはクーペが国内で正式発表されたが、そのオープンモデルとなる。
ソフトトップの開閉はフル電動式で、スイッチ操作により15秒で完了できるうえ、50km/h以下の走行中でも開閉が可能である。
欧州ではガソリンエンジンとディーゼルエンジンの1グレードずつを設定した。
BMW M340i xDrive Sedan
2018年10月2日にBMWはパリモーターショーにおいて、新型3シリーズ セダンを発表しており、今回のLAショーでは新たなそのバリエーションが登場する。M340iという名称から、上位モデルとなる可能性が高い。
3シリーズは日本でもおなじみのスポーツセダンで、販売台数において同社の主力モデルとなる。現行モデルのパワートレインには直列3気筒、4気筒、6気筒ガソリンエンジンの他、クリーンディーゼルやプラグインハイブリッドをラインナップ。さらに派生モデルには、ステーションワゴンのツーリング、5ドアハッチバッククーペのグランツーリスモ、4シリーズカブリオレ、4シリーズクーペ、またハイパフォーマンスモデルのM3セダン等、実に広いラインナップがある。
日本でも人気の3シリーズの次期モデルだけに、その初公開に大いに期待したい。
BMW Vision iNEXT
BMW Vision iNEXTは、未来における自動運転車両がもたらす可能性を示唆する。
その先駆的なキャラクターは、はっきりと彫刻された形と表面を照らしている。100%電気自動車として開発されるためエンジンは冷却を必要とせず、代わりに中心にある大型グリルは、様々なセンサーを収容する「インテリジェンスパネル」として機能する。スリムなヘッドライトは、BMWの四つ目のフロントエンド・グラフィックスを現代的に取り入れた。