C肝訴訟和解、カルテと証言なし

愛知の遺族訴え

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 C型肝炎になったのは血液製剤フィブリノゲンを投与されたのが原因として、愛知県の女性の遺族が国に損害賠償を求めた訴訟は14日、名古屋地裁(末吉幹和裁判長)で給付金4千万円の支払いで和解した。投与を示すカルテはなく、医療関係者の証言もなかった。

 代理人弁護士によると、女性は1971年、愛知県内の病院で、出産の際に胎盤早期剥離で帝王切開手術を受け、4500ミリリットルの出血があった。フィブリノゲンを投与され、C型肝炎に感染したとして2012年に提訴、14年に肝硬変のため74歳で亡くなった。