【リタイア】37歳のジョー・コールが現役引退を発表 チェルシーやウェストハムで活躍

代表では56試合出場10ゴールを記録

元イングランド代表でアメリカのタンパベイ・ローディーズに所属するジョー・コールが現役引退を発表。サッカー選手として20年間のプロキャリア生活に幕を閉じた。

現在37歳のジョー・コールは17歳の時にウェストハムでプロデビュー。キャプテンとして4年間プレーした後、2003年にチェルシーに加入した。黄金期を迎えていたチェルシーでは、背番号「10」を背負ってチームを牽引。7シーズンを過ごして公式戦280試合以上に出場し、プレミアリーグ3回、FAカップ2回と多くのタイトルを獲得した。その後はリバプールやリール、そしてアストンビラなどでプレーした後、2016年にアメリカのタンパベイ・ローディーズに移籍。ベテランとして発展途上のアメリカサッカーに大きく貢献した。

キャリア全盛期のチェルシーでは多くのタイトルを獲得した

代表でもデイビッド・ベッカムやマイケル・オーウェンら同世代と共に、2002年、2006年、2010年と3回ワールドカップに出場。2001年から2010年の間で56試合に出場し10ゴールを記録した。

数々の功績を残してきたジョー・コール。20年間のプロキャリア生活は素晴らしいものだったと本人が語った。「全ての夢が叶ったよ。この先の20年も今までの20年間のような時間を過ごせたらいいね。チェルシーでは多くのタイトルを獲得した。僕にとっては永遠に忘れられない思い出だよ。プロキャリアの中でもウェストハムでのプロデビューがキーポイントの一つだった。当時の先輩だった選手が僕に言ってくれたんだ。”全ての試合を楽しめ少年。時間は瞬く間に経ち、失った時間はあとになって気づくんだ”とね。僕のその言葉を胸に毎日を過ごした。そして名誉ある選手に成長したんだ」。

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