「バル街」チケット販売過去最高 糸魚川 被災店舗再建など奏功

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過去最高の売り上げを更新した「いといがわバル街」=10日、糸魚川市

 チケット制で飲み歩くイベント「いといがわバル街」が10日、新潟県糸魚川市の糸魚川駅周辺などで開かれた。2016年12月の糸魚川大火から間もなく2年を迎える中、参加店が被災前の場所で再建するなどの動きが奏功し、チケット販売枚数は過去最高を更新した。

 バル街は、地元の商店主や市民有志らによる実行委員会が15年11月に始め、今回で8回目。レストランやすし店、そば店、居酒屋など41店が参加した。魚介類など地元の食材を使ったつまみや酒などで客を楽しませた。

 午後5時には、駅前ヒスイロードで振る舞いが行われ、市内の酒蔵の地酒やヤリイカの一本焼きが提供され、行列ができた。

 ほぼ毎回参加しているという糸魚川市の公務員、室橋浩さん(46)は「バル街では、店でいろいろな人と話をするのも楽しみです」と話した。

 実行委によると、チケット販売数は12日までに把握できているだけで約660枚(5枚つづり)で、過去最高を更新。大火で被災した参加店が元の場所で再建したり、同時開催イベントが増えたりしたことが奏功したとみている。

 実行委は「県内をはじめ、隣県からの参加者もおり、被災した街中にたくさんの笑顔が集まった」と喜んでいる。