今季のア・リーグの新人王に選出された米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手。卓球のワールドツアー、スウェーデン・オープンで世界ランキングの1、2位の中国選手を破り、優勝した伊藤美誠選手。11月のスポーツの話題は、この2人抜きには語れない。共同通信の記事・写真データベースを検索すると、大谷、伊藤両選手は同じ2011年から登場する。大谷選手は甲子園を目指す花巻東の高校生投手として、伊藤選手はジュニアシングルスで高校生を破った小学4年生の選手として当時注目された。それから7年、世界トップレベルのアスリートに成長。彼らの軌跡を1年ごとに写真で追ってみた。(肩書、所属は撮影当時)
(まとめ 共同通信=柴田友明)
2012年 【写真特集】
2013年 【写真特集】
2014年 【写真特集】
2015年 【写真特集】
2016年 【写真特集】
2017年 【写真特集】
2018年 【写真特集】
大谷翔平選手「(今季終了直後に靱帯再建手術を受けた右肘を)けがしたことは悔しいが、こういう賞をもらえたことはすごく光栄」。
伊藤美誠選手は「優勝できるとは思えない調子だったけど、その中でリカバリーできた。たくさんの経験ができた大会だった」。
【大谷翔平選手 共同通信2011年6月27日配信記事】
菊池雄星(現西武)を擁し、甲子園で春準優勝、夏ベスト4と旋風を巻き起こしてから2年。花巻東(岩手)に「雄星を超える素材」との呼び声が高い2年生右腕がいる。大谷翔平投手は、菊池を上回る日本一を目標に置いている。191センチ、76キロの恵まれた体格。昨冬に体重を10キロ増量したこともあり、しなやかな腕の振りから繰り出す直球は優勝した春季岩手大会で最速147キロをマーク。切れ味鋭いスライダーなど変化球も多彩だ。打撃も非凡。中軸を任され、花巻東の得点源となっている。(中略)大谷は「今年、甲子園に出ることができれば被災された方たちも盛り上がる。少しでも力になれれば」とチームメートを思いやる。
【伊藤美誠選手 共同通信2011年1月18日配信記事】
ジュニアの部の女子シングルスは注目の小学4年生、平野美宇(ミキハウスJSC山梨)と伊藤美誠(豊田町スポーツ少年団)の2人が登場し、1回戦でともに高校生を破った。
2人は19日に行われる一般の部のシングルス1回戦も出場し、福原が小学5年生でマークした最年少勝利の記録更新に挑む。平野は「あしたは(ジュニアも一般も)全勝したい」と福原超えを宣言し、伊藤は「緊張しないで向かっていきたい」と意気込んだ。