アニメ「アンゴルモア」 対馬でファン楽しむ“聖地巡礼ツアー”

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 蒙古(もうこ)軍が襲来した元寇(げんこう)をテーマにしたアニメ「アンゴルモア元寇合戦記」の舞台で、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の一つに選ばれた長崎県対馬市で10日から2日間、“聖地巡礼ツアー”があり、全国のアニメファンが対馬の史跡巡りを楽しんだ。
 鎌倉時代に2度あった元寇のうち、最初の文永の役(1274年)が舞台となる「アンゴルモア」は、主人公の元鎌倉御家人や、対馬初代島主宗資国(そうすけくに)をはじめとする対馬武士団の奮闘を描いている。
 アニメ聖地88は、アニメツーリズム協会(東京、富野由悠季(よしゆき)会長)が昨年から国内外のファンの投票で選定。「アンゴルモア」は先月末、2019年版の作品の舞台・モデル部門に新規登録された。
 対馬の“聖地巡礼”は、同協会が公認ツアーとして企画。東京や大阪、京都など1都2府8県の20~60代の男女28人が参加した。10日は原作者や声優のトークイベントを観賞。11日は資国らを祭る同市厳原町の小茂田浜神社の大祭を訪れた。一行は蒙古軍が攻めてきた西の海に向かい、神職が弓矢を構えて弦を鳴らす「鳴弦(めいげん)の儀」を見学。当時、武士団が兵糧として食べたと伝わる豆餅も味わった。

小茂田浜神社の大祭を訪れ、神職による鳴弦の儀を見学した「アンゴルモア元寇合戦記」公認ツアーの参加者(写真奥)=対馬市厳原町、小茂田浜