関西鉄筋工協組など4団体/工業高生対象に「出前講座」

 関西鉄筋工業協同組合(理事長・岩田正吾氏)は13日、関西圧接業協組、近畿建設躯体工協組、大阪府左官工業組合と合同で、東大阪市の東大阪高等職業技術専門校で、工業高生などを対象に、鉄筋組立、鉄筋圧接、足場組立、型枠大工、左官を実習体験する「合同出前講座」を開催した。

 受講したのは、大阪府立布施工科高2年生40人と修成建設専門学校の学生70人の合計110人。

 それぞれ10人ほどの班に分かれて、鉄筋組立、鉄筋圧接、型枠組立、足場組立、左官壁塗りの5講座を巡回。各組合から派遣された技術者の安全注意や操作手順など指導を受けながら現場作業を学んだ。学生が作業実体験を通じて鉄筋、圧接、躯体(とび)、左官の職業に興味を持ち、将来、同職業を選択肢の中に加えていくことを期待している。

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