タツタ電線、今期11億円投資 細物ケーブルなど強化

 タツタ電線は成長投資として今期は設備投資などに11億円を投じる。

 機器用電線事業の成長投資として、撚線などの生産能力引き上げなどに3億円を投資。通信電線事業の基盤強化には、細物ケーブルや絶縁ラインの能力増強に3億円を計画する。

 フィルムなど機能性材料事業では、周辺事業開発や市場対応投資などに5億円を投じる。

 FPC用電磁波シールドフィルムの需要拡大をはじめ機能性フィルムのニーズが強く、開発費は従来よりも厚めに設定した。

 このほか本社ビルの改築を含む大阪地区の耐震対応に約16億円を投じる。

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