【欧州リーグ】圧倒的に強すぎる…国内いまだ無敗の6クラブ

欧州5大リーグも開幕から3ヶ月が経ち、リーグの約3分の1が消化された。スペインのラ・リーガではレアル・マドリードやバルセロナが序盤で敗北を喫し苦戦を強いられているが、他のリーグでは未だ敗北を知らないクラブが6つも存在する。

  • ユベントス

イタリアのセリエAで8連覇を目指すユベントスは、第12節時点で11勝1分けと圧倒的な強さを誇っている。最大のライバルといわれたナポリとは既に6ポイントの差がついており、今後この勝ち点が縮まることは考えにくい。また今シーズン躍進の立役者であるのが、今夏に加入したクリスティアーノ・ロナウドだ。移籍後すでに公式戦15試合で9ゴールを記録しており、セリエAでトップスコアラーとなっている。

国内では敵なしのユベントス
  • パリ・サンジェルマン

エディソン・カバーニ、ネイマール、そしてキリアン・エムバペを擁するパリ・サンジェルマンは、リーグ・アンで既に王者として君臨している。開幕13戦で13連勝と傷一つついておらず、最大の勝ち点39を獲得。2位のリールとは勝ち点差「13」とリーグ・アンで独走状態となっており、もはやリーグ優勝を勝ち取ったと同義である。

超強力3トップに死角は見当たらず
  • ボルシア・ドルトムント

直近の試合で絶対王者バイエルン・ミュンヘンを打ち破ったボルシア・ドルトムント。首位をキープしてバイエルン勝ち点差を「6」に離し、リーグ11戦で8勝3分けと未だ負けていない。さらに”ガラスのエース”と言われたマルコ・ロイスも今シーズンは絶好調で、8ゴールを挙げて得点ランクトップに位置している。新進気鋭の18歳、ジェイドン・サンチョからも目が離せない。

最大のライバルを倒したドルトムントが優勝筆頭候補に
  • マンチェスター・シティ

プレミアリーグ史上類を見ない激戦となっている中で、昨季王者マンチェスター・シティは無敗を維持している。開幕12試合で10勝2分け成績を残しており、悲願のリーグ連覇に向けて前進している。特質すべきは圧倒的攻撃力で、ジョゼップ・グアルディオラ監督が就任してから平均3ゲームで5得点と驚異的なペースを記録。エースのセルヒオ・アグエロも今シーズン公式戦8ゴールを叩き出している。

1試合の得点率が100%を超えるシティ
  • リバプール

シティをピタリと追走し、楽しいシーズンを過ごしているのがリバプールだ。9勝3分けと首位と2ポイント差で2位に位置しており、開幕から勢いが全く衰えていない。モハメド・サラーを筆頭に相変わらずの攻撃力を誇っているが、大きな変化は守備の改善だ。今夏にローマからワールドクラスのアリソンを獲得すると、リーグ戦わずか5失点と課題だった守備力の向上に成功している。

サラーのさらなる爆発が今後のカギを握る
  • チェルシー

失敗に終わった翌シーズンには必ず這い上がってくるチェルシー。今季もマウリツィオ・サッリを新監督に招聘すると、クラブ新記録となる開幕12戦連続無敗を達成(8勝4分け)。レアル・マドリード移籍が騒がれているエースのエデン・アザールもリーグトップの7ゴールを記録している。さらに優れているのは、上記のプレミア2クラブと違い、欧州の舞台でも無敗をキープしている点だ。UEFAヨーロッパリーグではグループステージ第4節までで全勝を飾り、決勝トーナメント進出を決めている。

公式戦含めて無敗なのはチェルシーのみ

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