まもなく出場停止期間が明ける無所属の元フランス代表MFサミル・ナスリが、復帰へ向けて少しずつ準備を進めている。新天地はプレミアリーグになるかもしれない。
華麗なプレイで天才と呼ばれるナスリだが、それ地は裏腹にピッチ内外での問題行動で批判を受けることを少なくない。現在もセビージャ時代の静脈注射がドーピング違反とみなされ、昨年7月から18ヶ月の出場停止処分を受けている。この違反が発覚した当時に所属していたアンタルヤスポル(トルコ)とはすでに契約を解除しており、フリーとなっていたが、11月からクラブでのトレーニング参加が認められていることから所属先を探している。
そんな中、英『BBC』によると、マンチェスター・シティ時代の恩師であるマヌエル・ペジェグリーニ監督が率いるウェストハムのトレーニングへ参加することでひとまず合意に至った模様。フィットネスが不安視されるナスリと最終的に契約を結ぶかどうかを、このトレーニングでペジェグリーニ監督らが判断するという。
はたして、ナスリはトレーニングで己の価値を証明し、正式契約を勝ち取ることができるのか。