バスは対向車線側の側壁にも接触

三重・紀勢道の事故

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紀勢自動車道で運転手が意識を失い、乗客がトンネル内で停止させた観光バス=15日午後、三重県尾鷲市

 三重県紀北町の紀勢自動車道下り線で、走行中の観光バスの男性運転手(46)が意識を失った事故で、バスはトンネルの左側の側壁に接触した後、対向車線側の側壁にも接触していたことが15日、県警高速隊への取材で分かった。現場付近は片側1車線で、バスは上下線を分ける樹脂製のポールをなぎ倒したとみられる。

 当時、対向車は偶然いなかったといい、県警高速隊の幹部は「たまたま対向車が来なかったから良かったが、大惨事につながりかねない事故だった」と話した。

 高速隊によると、運転手は全長約2.6キロのトンネルの入り口付近でうめき声をあげたという。