大友麻子(編) 「止められるか、俺たちを」凄まじいレジェンド(本物の足立、荒井晴彦etc)による脚本家吊るし上げ罵倒が物凄い。映画見たらこれ必読、ここまでフルボッコな本久々で実に痛快

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『処女ゲバゲバ』、ベルリン国際で寺島しのぶ受賞『キャタピラー』、内田裕也主演『水のないプール』、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』など数多の傑作怪作生んだ若松孝二の若き日と、若松プロに巣食っていた足立正生ら(重信房子や赤塚不二夫や大島渚も!)をストレートに描かず、当時在籍した女性を主役に置き描いた白石和彌監督映画の副読本。凄まじいレジェンド(本物の足立、荒井晴彦etc)による脚本家吊るし上げ罵倒が物凄い。四方田犬彦もかなり茶目っ気入れつつコキおろし! 若松を演じた井浦新の寄せっぷりは凄かったが一番驚いたのは『凶悪』でアピールされたほどには白石監督が若松の下で映画を制作していなかったって話。映画見たらこれ必読、ここまでフルボッコな本久々で実に痛快。『松居一代の衝撃』とか『キスより簡単』も撮ってたスゴイ振り幅怪人の若松監督もニヤニヤ泉下からヤジに参加してそうでちょい楽しい!(尾崎未央)