愛媛県知事選候補者、田尾幸恵(たお ゆきえ)氏の経歴・政策は?

任期満了にともなう愛媛県知事選が11月1日に告示され、新人の田尾幸恵氏(49)が立候補を届け出ました。田尾氏は看護師で、無所属での立候補です。
なお、愛媛県知事選には新人で共産党が推薦する和田宰氏(66)、現職で自民・国民民主の2党が推薦し、立憲民主党愛媛県連が支援する中村時広氏(58)が立候補を届け出ています。投開票は11月18日に行われます。

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政治の世界は初挑戦。看護師・ケアマネジャーとしての経験を活かす

田尾幸恵氏は1969年9月、愛媛県新居浜市の出身で現在49歳です。松山赤十字看護専門学校を卒業後、看護師免許を取得し、1991年に松山赤十字病院に勤務します。愛媛大学医学部付属病院、社会保険城東病院、南古谷病院勤務を経て、2003年には介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を取得。介護の現場で勤務します。同年に武蔵野大学通信教育部人間関係学科に入学し、2007年に卒業。2009年には新居浜市介護認定調査員となります。2017年8月より、株式会社らららん福祉フロンティア代表取締役に就任し、介護医療の現場で勤務しながら、介護職の養成研修などの準備に当たっています。

田尾氏の政策理念

田尾氏は愛媛県知事選挙の選挙公報において、キャッチコピーとして「県政をトリアージ 若者が希望を持てる愛媛県」を掲げて、具体的には、

  • 今、必要なこと、必要ないことをトリアージ(選別)し即断即決します。
    現場に本当に必要とされる政策を女性として、母として、主婦としての感覚を大切にしながら実行します。
  • 県政に対する県民の皆様からの生の声を反映し、できる限り早急に実現すべく必要な議論と決断をします。

などを政策として掲げています。

田尾氏の立候補への抱負

田尾氏は、政治経験はなく後ろ盾もないとしながらも、医療・介護での現場経験や子育て経験などを自らの強みとし、医療介護・子育て環境の充実を政策として訴えています。

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