J2水戸応援 来年に新曲 宇宙まおさん「一緒に頑張りたい」

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J2水戸のホーム最終戦で、ミニライブを行う宇宙まおさん=ケーズデンキスタジアム水戸

J2水戸ホーリーホックの今季ホーム最終戦が11日、ケーズデンキスタジアム水戸で行われ、クラブ公式応援ソング「無限の力」を手掛けたシンガー・ソングライター、宇宙(うちゅう)まおさんが試合前にミニライブを開き、J2水戸がクラブ創設25周年を迎える来年に新たな応援歌を発表すると宣言した。宇宙さんは「この1年間はとくに選手もサポーターも近くで見てきた。思い出を共有しつつ、次に向けて一緒に頑張りたい」と意欲を語った。

場外広場で「無限の力」や「ホーリーくんのうた」など数曲を披露。ライブ終盤に新応援歌の制作を発表すると、広場はこの日一番の盛り上がりを見せた。那珂市出身で神奈川県藤沢市在住の会社員、大塚浩紳(ひろのぶ)さん(38)は「宇宙さんは毎年、(J2)水戸愛が強まっている印象を受ける」と笑顔だった。

宇宙さんは東京都出身。J2水戸とのつながりは2014年に始まった。その数年前から「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」(ひたちなか市)のステージに立っていた宇宙さんに、J2水戸関係者がホーム試合でのライブを依頼。そのライブは台風の影響で中止になったが、宇宙さんは「せっかくのつながりを形に残したい」と考え、その後に試合観戦をして「無限の力」を作った。これがクラブ公式応援ソングになり、14年からホーム最終戦などで毎年数回、ミニライブを開催するなどしている。

今年からは宇宙さんの冠ラジオ番組で、J2水戸の選手を毎月1人紹介するコーナーが始まり、両者の関係がさらに深まった。宇宙さんは「(選手を)リスペクトする気持ちは変わらないが、より近い存在に感じるようになった」と話す。

新応援歌の制作は既に始まっているが、タイトルは未定という。宇宙さんは「盛り上がり、かつ、ぐっとくる曲。(クラブが発展する)ガソリンになってほしい」と思いを述べた。(藤谷俊介、写真は鹿嶋栄寿)