フェルメールと北斎の「青」、デジタル技術で再現 おいらせで複製画展

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制作当時の色調でよみがえったフェルメールの作品

 青森県おいらせ町のイオンモール下田で「フェルメールと北斎 光と青の巨匠展」が開かれている。オランダの画家ヨハネス・フェルメール(1632~75)の全37作品と、江戸後期の浮世絵師葛飾北斎(1760~1849)の41作品を、最新のデジタル複製技術を使い、制作当時の色調で展示している。

 フェルメールと北斎はともに青色の表現にこだわった絵師。フェルメールは鉱石ラピスラズリの粉末で代表作「真珠の耳飾りの少女」の青いターバンを描いた。北斎は「冨嶽三十六景」「諸国瀧廻(たきめぐ)り」に顔料「ベロ藍」を使い、フェルメールよりいっそう鮮やかな青色のグラデーションを実現した。

 フェルメールの37作品は原寸大、北斎の41作品は一部を拡大版で展示。来場者は、2人が追究した青色の表現に見入っている。

 12月2日まで、2階イオンホールで。入場料は一般・大学生千円、小中高生500円、未就学児は無料。タブレット端末を使った詳しい音声案内も聞ける(500円)。入場は午前9時~午後6時半(午後7時閉場)。主催は青森テレビ、岩手めんこいテレビなど4社。