「亡くなっている予感はあったが…」父親の遺体を放置の疑いで男逮捕

 自宅に父親の遺体を放置したとして、磯子署は16日、死体遺棄の疑いで、横浜市磯子区滝頭1丁目、会社員の男(40)を逮捕した。

 逮捕容疑は、5月ごろ、自宅に父親(69)の遺体を遺棄した、としている。署によると、遺体は白骨化が進んでおり、同容疑者は「5月ごろから見ていなかった。亡くなっている予感はあったが放置していた」などと容疑を否認している。

 同容疑者は長男で、父親と2人で暮らしていた。今月15日に自宅を訪ねた長女が1階の洋室で布団に横たわっている父親を発見、110番通報した。遺体には争った形跡や外傷はなかった。署は死因の特定などを進める。

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