キリンチャレンジ杯 日本代表、ベネズエラと痛み分け

11月16日(金)大分スポーツ公園総合競技場でキリンチャレンジカップ2018日本代表VSベネズエラ代表の試合が行われ、1-0で日本代表が勝利した

ウルグアイ戦から3選手を入れ替える

11月16日、キリンチャレンジカップ2018日本代表VSベネズエラ代表の試合が大分スポーツ公園総合競技場で行われた。同試合では、日本代表選手の乗ったバスが渋滞に巻き込まれ選手の到着時間が大幅に遅れ、予期せぬ事態となったが、試合は予定通りキックオフを迎えた。

新体制4試合目となる森保監督は前回のウルグアイ戦(4-3で勝利)から3選手を入れ替た。GKにA代表デビューとなるシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)、最終ラインに東京五輪世代のDF冨安健洋(シント=トロイデン)、“森保チルドレン”の一人であるDF佐々木翔(サンフレッチェ広島)を起用した。日本代表のスターティングメンバーは以下の通り

GK

シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)

DF

酒井宏樹(マルセイユ)

冨安健洋(シント=トロイデン)

吉田麻也(サウサンプトン)

佐々木翔(広島)

MF

遠藤 航(シント=トロイデン)

柴崎 岳(ヘタフェ)

中島翔哉(ポルティモネンセ)

南野拓実(ザルツブルク)

堂安 律(フローニンゲン)

FW

大迫勇也(ブレーメン)

前半39分に酒井宏樹が先制ゴールもPKで追いつかれ1-1のドロー

先制ゴールを決めた酒井

日本は序盤は攻め込まれる苦しい展開が続いたが、徐々に流れを引き寄せると前半39分にタッチライン際でフリーキックを獲得。10番中島翔哉のFKを19番、酒井宏樹がボレーで合わせて先制となるゴールを決めた。前半はこのまま終了し、1-0で後半を迎えた。

後半、日本は中島や堂安、南野らが見せ場を作るも得点には至らない。さらに、北川航也、原口元気、伊東純也、杉本健勇を投入するも追加点を奪えない。

試合も終盤を迎え、逃げ切りムードが漂う中、この日先制ゴールを決めた酒井宏樹がペナルティエリア内で相手を倒し、PKを与える。これをベネズエラの8番、リンコンに決められ土壇場で同点に追いつかれる。

その後、原口らを中心に相手ゴールに迫るも勝ち越し点を奪えない。アディショナルタイムには吉田麻也がゴールネットを揺らすもオフサイドの判定。試合はこのまま1-1の引き分けに終わり、日本代表史上初の初陣から4連勝を達成することはなかった。

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