逆さ紅葉一般公開 きょうから江迎・寿福寺

 長崎県佐世保市江迎町長坂の寿福寺(松園光基住職)は17日から、庭園を彩り始めたモミジをアクリル板に映り込む姿とともに楽しむ「逆さ紅葉」の一般公開をする。26日まで。
 松園住職の発案で始まり13年目。県北の秋の名所として認知度が上がり、毎年観光ツアー客らでにぎわっている。
 旧本堂の床6畳分に設けられたアクリル板には、赤や黄色になったモミジが逆さに映り込む。気温によって色合いが変わるため毎日違った景色が楽しめるのも特徴。松園住職は「美しい景色を眺めながら心を休めてほしい」と話す。
 公開は正午~午後4時。拝観料500円。問い合わせは同寺(電0956・65・2040)。

アクリル板に映り込む逆さの姿とともに、庭園のモミジを眺める「逆さ紅葉」=佐世保市、寿福寺

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