長崎県雲仙市小浜町の庭園「三十路苑（みそじえん）」で紅葉が見ごろ。１７日からは夜間のライトアップが始まる。赤や黄色に色づいた木々が光に照らされ、周囲を幻想的に彩る。
同園は小浜、雲仙の両温泉街を結ぶ国道沿いにあり、敷地面積は約８千坪。所有者の松尾親助さん（７８）が４０年前から約千本のイロハカエデを植え続けている。見ごろは来月上旬まで。
赤く色づいた葉と、紅葉を待つ緑が織りなす自然のグラデーションも見どころのひとつ。今年は島原半島を中心に飲食店など約３０店舗が日替わりで園内に出店。散策の合間に軽食やコーヒーなども楽しめる。
開園時間は午前９時～午後９時半。ライトアップは午後５時から。入園料は１人５００円、団体（４人以上）は１人４００円。問い合わせは松尾さん（電０９０・３６０７・３８５２）
