県産フカ給食利用拡大 児童ら「軟らかくておいしい」

五ケ瀬町・三ケ所小の給食に登場したフカの野菜あんかけ(上)

 商品価値が低く地元漁師から「厄介者」として嫌われるフカ(サメ)が、今年から学校給食の食材として県内で広がり始めている。ネックだった特有の臭みを消した冷凍加工品を県漁連が商品化したことで、食材として活用しやすくなった。学校関係者からは「料理に使いやすく栄養価も高い」、児童生徒からも「軟らかくておいしい」などと好評を得ている。

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