つるすと甘い!立体スイカ 熊本市植木町で出荷始まる

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つるして育てる立体スイカ「かわいいボンボン」。右は生産者の赤星勝之さん=熊本市北区
つるを付けて出荷する立体スイカ「かわいいボンボン」。手作業で選果する

 全国有数のスイカ産地、熊本市北区植木町で、つるして育てる「立体スイカ」の出荷が始まっている。JA鹿本が「かわいいボンボン」と名付けてブランド化を進め、主に贈答用に栽培している。

 大きさは2・4~3キロの中玉。スイカは畑地にはわせて育てるのが一般的だが、実をネットに入れ、つるすことで、つるが立った形で大きくなる。日光が均一に当たり、皮目まで甘くなるという。

 同JAでは立体西瓜[すいか]部会の5人が栽培している。15日は植木町轟の南部選果場に350玉が出荷された。つるが長く、機械を使えないため、検査員が一つ一つ手でたたいて音を確認しながら選果、箱詰めをした。

 赤星勝之部会長(41)は「昼夜の寒暖差で甘さが増している。秋冬のスイカは珍しいので、クリスマスやお歳暮の贈り物にどうぞ」と話した。

 年末まで約1万2千玉の出荷を見込む。同JAオンラインストアでは2玉入り2800円から販売している。(宮崎あずさ)

(2018年11月17日付 熊本日日新聞朝刊掲載)