北熊本SAにマンガ3000冊 九州道下り線にNPOが無償提供

©株式会社熊本日日新聞社

北熊本サービスエリア下り線のレストラン内に置かれた漫画棚の前に立つ九州産交リテールの松原靖社長(左)と「熊本マンガミュージアムプロジェクト」の橋本博代表=16日、熊本市北区

 九州産交リテール(熊本市)は16日、同市北区の九州自動車道北熊本サービスエリア(SA)下り線で運営しているレストラン内に、漫画の単行本約3千冊を並べた本棚を設置した。

 NEXCO西日本(大阪市)によると、SA内に漫画棚が設置されるのは同社管内の西日本では初めて。

 多くの人に漫画文化に親しんでもらおうと、飲食店や公共施設などに単行本を置く「くまもとMANGAプール」を提案しているNPO法人「熊本マンガミュージアムプロジェクト」の活動に賛同。同法人の蔵書12万~13万冊の中から一部を無償で借り受けた。

 レストランの通路に置かれた本棚には「あしたのジョー」「スラムダンク」「ワンピース」など約200作品が並び、「各世代の“マスト本”をそろえた」と同法人の橋本博代表。来場者数や売上高の変化を見て、「漫画が持つ力を知りたい」と話す。

 一方、九州産交リテールの松原靖社長は「高速道路の利用者らのくつろぎの場として認知してもらえれば」と話していた。(植山茂)

(2018年11月17日付 熊本日日新聞朝刊掲載)