平塚工科高で実習室が全焼

 17日午前10時10分ごろ、平塚市黒部丘の県立平塚工科高校で、実習棟の校舎(鉄筋コンクリート5階建て)から黒煙が上がっているのを巡回中の男性警備員が発見、学校関係者が119番通報した。5階の環境化学実習室69平方メートルが全焼。けが人はなかった。平塚署が出火原因などを調べている。

 署などによると、休日で校舎内に生徒はほとんどおらず、実習室も出火発見時は無人で施錠されていたという。実習室は化学の実験などの授業で使用しており、同校は「薬品の管理は厳重に行っている」と説明している。

多数の消防車が駆け付け一時騒然とした県立平塚工科高校正門付近=17日午前11時すぎ、平塚市黒部丘

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