勝ち点わずか2差…王者マンCを猛追するリヴァプールの成績を昨シーズンと比較すると…

今シーズンのプレミアリーグ第12節終了時点で、昨シーズンダントツの優勝を果たしたマンチェスターシティが勝ち点32(10勝2分)で首位を走っている。そして勝ち点2差で王者を追うのがリヴァプールである。ここまで勝ち点30(9勝3分)を積み上げているが、昨シーズンとの「違い」をデータが示している。

昨シーズンの勝ち点22→今シーズンは勝ち点30に!

昨シーズンの第12節終了時点と今シーズンの第12節終了時点を比較しよう。

昨シーズンは24得点を挙げて勝ち点22(6勝4分2敗)であった。今シーズンは23得点で勝ち点が30にまで伸びているのだ。ではなぜ勝ち点がここまで伸ばせているのか。その鍵を握っているのが「失点数」である。

昨シーズンの失点17→今シーズンは失点5に!

昨シーズンの第12節終了時点で17失点であった。それが今シーズンはわずか5失点と劇的に減っている。しかも、(2失点以上の)複数失点は一度も喫していないのだ。この失点5は首位シティと並びリーグ最少の失点数である。

リーグ王者は失点が少ない⁉︎

昨シーズンの欧州トップリーグのリーグ王者の失点数はどうなのか。結論から言うと失点数が少ないチームがリーグ王者となっているのだ。シティ(プレミア王者)、ユベントス(セリエA王者)、バイエルン(ブンデス王者)、パリ・サンジェルマン(リーグアン王者)はそれぞれリーグ最少失点である。リーガ王者のバルセロナはリーグ2番目であったが、失点29は、他のリーグ王者とほぼ同じ成績である。

問題は持続できるか

これからはリーグ戦のみならず、チャンピオンズリーグや国内カップ戦が控えている。これから畳み掛ける過密日程の嵐を乗り切ることができるのか。ぜひ注目して見ていきたい。

出典: https://www.gettyimages.co.jp/detail/ニュース写真/xherdan-shaqiri-of-liverpool-celebrate-after-scoring-the-second-ニュース写真/1060195266

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