日立の実習生解雇、制度救えず

計画認可されず帰国、山口

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帰国するフィリピン人技能実習生ら=18日午後、福岡空港

 日立製作所笠戸事業所(山口県下松市)のフィリピン人技能実習生が実習期間を残し、相次ぎ解雇されている。日立の実習計画が認可されず、在留資格がなくなったことが理由。元実習生は関係機関の柔軟な対応がないまま帰国に追い込まれており、現行制度を問題視する声が上がる。

 これまでに解雇されたのは99人。18日には滞在期限が19日に迫った20人がフィリピンに戻った。下松市の寮から福岡空港にバスで出発。空港には支援者が駆け付け「お元気で」と声を掛け合い、飛行機に乗り込んだ。

 現状では他の人も、それぞれの期限までにフィリピンに戻ることになる。