欧州の強豪同士が激突するUEFAネーションズリーグでは上位のAリーグにばかり注目が集まるが、下位のカテゴリーにも興味深いタレントはいる。現在バルセロナが目をつけていると言われるのが、ジョージア代表でプレイする17歳のMFギオルギ・チャクヴェタゼだ。
ジョージア代表はネーションズリーグのDリーグに入っているが、グループステージでは4勝1分と負けなしで首位だ。その中でチャクヴェタゼは3得点を記録しており、17歳にしてチームの主力となっている。
クラブでは久保裕也も所属していたベルギーのヘントに在籍しており、そこでも今季は20試合出場で4得点4アシストと結果を残している。スペイン『MARCA』はバルセロナがヘントのゲームもチェックしていることを伝えており、チャクヴェタゼはジョージア代表期待の星だ。
そもそもチャクヴェタゼは昨夏ヘントに移籍する際も、バイエルン・ミュンヘンが獲得に迫っていたと言われているほど注目を集めていたタレントだ。ヘントでブレイクして欧州トップクラブに引き抜かれるシナリオも容易に予想できたものなのかもしれない。
チャクヴェタゼはテクニック、パスセンス、183㎝のサイズを活かしたパワーに加えてスピードもあると同メディアから高く評価されている。ステップアップの時が迫っているのは間違いなく、ジョージア代表を高みへ導くことが期待される。