世界レベルの技伝授

室蘭で元日本代表・村瀬さん講師に剣道教室

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試合後に講評する村瀬さん

 剣道道場の室蘭北武館(本間一好館長)の剣道教室が17日、八丁平小学校で行われた。講師は2015年(平成27年)に開催された世界選手権日本代表の村瀬諒さん(25)。市内外の選手が国内トップクラスの剣術を学んだ。

 西胆振のほか音更町、静内町などから小中学生ら95人が参加。初めに村瀬さんは素振りの重要性を解説した。準備運動の代わりと考えている選手が多いと注意し「大事な稽古の一環。相手がいると考えてやってほしい」と強調。通常は10分ほどで終わらせることが多い素振りに40分ほどかけ、基本動作を伝授した。

 講話では日本代表に選ばれるまでの経緯を紹介。日体大の1年生のころ、部員100人の中からレギュラーを勝ち取れずに苦しんだエピソードなどを語り「強くなる可能性はみんなにある。道外の選手にも目を向けて頑張ってほしい」と呼び掛けた。

 試合を見守った村瀬さんは「技が単発で終わっている」「相手を狙うポイントを決めた方が良い」などと講評。指導に聞き入った剣士たちは今後の精進を誓っていた。
(吉本大樹)