66人が盤上で熱戦…伊達で室民杯囲碁大会

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 第3回室蘭民報杯胆振地区囲碁選手権大会(室蘭民報社主催)が18日、伊達市鹿島町の市民活動センターであった。愛好者66人が盤上で、熱戦を展開。最強位の無差別クラスは西島一成さん(61)=伊達=が2連覇を成し遂げた。

 無差別クラスに14人、五段以上のAクラスに16人、四、三段のBクラスに24人、二段から級位者のCクラスに12人が出場。トーナメント戦やリーグ戦でそれぞれ頂点を競った。

 開会式で辻木勝夫室蘭民報社代表取締役専務西部支社長が「大会を通し囲碁文化の向上と愛好者を増やしたい。熱い戦いの中で親睦を深めてほしい」とあいさつ。日本棋院伊達支部の宍戸哲夫支部長が出場者を激励し、クラス別で対局開始となった。出場者は碁盤をにらみ火花を散らしていた。

 会場では、日本棋院棋士の遠藤悦史七段=空知管内由仁町=による指導対局もあり、盛り上がりを見せていた。遠藤七段は「地域にこのような大きな大会があることはファンの大きな励みになる」と話した。

 大会は、室蘭民報社西部支社70周年を記念し2016年(平成28年)に創設。いぶり腎泌尿器科クリニック(伊達市梅本町)が協賛、日本棋院伊達支部が主管を務める。大会は9月に予定していたが、胆振東部地震の影響でこの日に延期となった。

伊達・西島さんが無差別クラスで連覇

 今年で3回目を迎えた室蘭民報杯胆振地区囲碁選手権大会は、西島一成さん(61)=伊達=が最強位・無差別クラスを連覇し、大会を締めくくった。「気負わず自然体で臨めたのが良かった。うれしいです」と笑顔を見せた。

 決勝は堀内宣男さん(82)との全道大会出場常連者同士の対局となった。「ミスもあった」と振り返るも、形勢を崩すことなく、勝機を見いだした。「運良く勝つことができました」と謙虚に喜んだ。

 囲碁歴は46年。今年9月に釧路市内で開かれたイベントで日本棋院所属のプロ棋士に二子局で持ち碁を勝ち取った腕前だ。「奥が深いのが碁の魅力。今後も楽しみながらも碁を打ち続けたい。そして全国大会にも顔を出したいですね」と話した。(奥村憲史)

 入賞者は次の通り。

 ▽無差別クラス (1)西島一成(伊達)(2)堀内宣男(伊達)(3)五十嵐謙三(室蘭)(4)西直樹(白老)

 ▽Aクラス (1)沖田至(伊達)(2)高野正則(登別)(3)久徳勲(白老)(4)白幡篤史(伊達)

 ▽Bクラス (1)熊谷泰伸(登別)(2)鈴木正治(室蘭)(3)川﨑章(室蘭)(4)山田清祐(登別)永田正典(登別)

 ▽Cクラス(1)松田喜代見(登別)(2)垣原豊(室蘭)(3)金沢勝時(登別)(4)中本裕子(室蘭)

【写真=66人が盤上で熱戦を繰り広げた室蘭民報杯囲碁選手権大会(上)、無差別クラスで優勝した西島さん=決勝(下)】