UEFAネーションズリーグのグループステージが各会場で行われ、リーグAのグループ3ではイタリアとポルトガルが対戦した。
クリスティアーノ・ロナウドが招集されてないポルトガルは、開幕2連勝と首位をキープ。対するイタリアは引き分け以下で決勝ラウンド進出の野望が潰えてしまう一戦となった。試合は序盤からホームのイタリアが攻勢に出て、幾度も決定機を迎えるが、課題だった得点力不足が露呈されゴールが奪えない。イタリア代表100試合出場を達成したジョルジョ・キエッリーニらDF陣の高さを生かしたセットプレーを試みるものの、最後までネットが揺れることなくスコアレスドロー。無敗を維持したポルトガルがグループ突破を決めた。
グループ2では3連勝中のベルギーが勝ち点「3」で追いかけるスイスとのゲームに臨んだ。引き分け以上でグループ突破が決まるベルギーは、エデンの弟であるトルガン・アザールが開始20分以内に2得点をゲット。勝ち抜けに向けて大きく前進する。ところが、早い時間帯でのリードで油断が生じたのか、その後はロシアワールドカップ3位のチームとは思えぬプレーが散見。簡単にゴール前に進入され、前半だけで逆転を許してしまう。一度緩んだ緒を締めようとしたベルギーだったが、崩壊した守備を立て直すことはできず。大量5失点で決勝ラウンド進出を逃した。
