ジャニーズの人気グループ「King&Prince(キンプリ)」が大方の予想通りに紅白初出場を決めた。ジャニーズ事務所としても昨年同様、5つの出場枠を確保した形となったが、「キンプリは枠を度外視した特別扱いされる」と言われている。
今年デビューのキンプリはデビューシングル「シンデレラガール」が80万枚と説明不要の活躍を見せている。
「当初から、TOKIOは、メンバーだった山口達也が不祥事を起こしたことで、紅白の出場はないと言われていました。そのTOKIO枠にキンプリが入ればちょうどいいとさえ言われていたので、キンプリが紅白内定というのは早くから言われていた」とはある音楽関係者。
ただ、白組の出場歌手は21組。そのうちジャニーズだけで5組というのは、あまりに多すぎと批判の声も出ていることは確かだ。
ある制作会社関係者は「NHK局内でもジャニーズが多すぎるという批判は多く、4組にするという話もあったようなのです。でも、『今年これだけブームを巻き起こしたキンプリだけは別』と、ジャニーズ枠ということを度外視して入れなければいけないという空気はあった。だから、枠が4になろうが、5になろうが、キンプリは別枠扱いと言われているんです。それほどキンプリには期待をしているということですし、キンプリのメンバーは司会も出している嵐と同じくらい、応援だったりバックダンサーだったりで、これでもかというタイミングで出演を考えているようです」と明かす。
今年は歌手以外にも、NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」で人気のチコちゃんの出演も企画されているのではと言われている。
「当然、チコちゃんだけでなく、キンプリもさまざまなところで絡んでくるでしょうね。とにかくできるだけ紅白にまんべんなくキンプリを出したいんですよ」と前出の関係者。
果たしてどこまで視聴率を持ってこれるか。(二浦誠)