現在のマンチェスター・ユナイテッドでは信頼できるセンターバックが不足しており、新たなセンターバック獲得が不可欠だと言われている。ワールドクラスのセンターバックが欲しいのは事実だろうが、伸びている若手にも目を向けてみてはいかがだろうか。
英『Birmingham Live』が絶賛しているのが、マンUからプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)のアストン・ヴィラにレンタル移籍している21歳DFアクセル・トゥアンゼベだ。センターバックに加えて右のサイドバックも担当できるトゥアンゼベは身体能力が高く、今季アストン・ヴィラでは主力として大いに貢献しているのだ。
トゥアンゼベは今月14日に21歳の誕生日を迎えたばかりだが、マンUサポーターの評価も極めて高い。同メディアは誕生日に合わせてマンUサポーターが祝福した声をリストアップしているが、中には来季マンUでプレイしてほしいとの意見も出ている。
「珍しい意見かもしれないが、新しいセンターバックを獲得するよりトゥアンゼベにプレイしてほしい」
「トゥアンゼベが戻り、スモーリングが退団だ」
「彼は来季ユナイテッドに戻らないといけない。我々が抱えるバックアッパー陣より優れている」
マンUでいきなりポジションを奪うのは難しいかもしれないが、バックアッパーとしては信頼してもいいはずだ。それだけのポテンシャルは秘めている。
パワー、スピードなど以前から評価されていたものに加え、同メディアはゲームを読む能力も伸びてきたと称賛している。チームの指揮を執るディーン・スミスも「彼には大きな可能性がある」とコメントしているが、マンUはトゥアンゼベにチャンスを与えてくれるだろうか。