マンチェスター・ユナイテッドは今夏満足な補強ができなかったが、その中で唯一即戦力と考えられていたのがシャフタール・ドネツクから獲得したMFフレッジだった。
中盤にフレッジが加わることでポール・ポグバの守備負担も軽減されると思われていたのだが、まだフレッジはジョゼ・モウリーニョの構想に入り切れていない。プレミアリーグでの前半戦は苦戦しているといった印象だ。
一部ではウェストハムMFデクラン・ライスなどモウリーニョが新たな守備的MFのリストアップに入っているといった話題も出ているが、アーセナルで無敗優勝に貢献した元ブラジル代表MFジウベルト・シウバはまだフレッジを諦めるのは早いと我慢を求めている。プレミアリーグでの適応はそれほど簡単にできるものではないとの意見だ。
英『Daily Mail』によると、ジウベルト・シウバは「フレッジがプレミアリーグで成功できると自信を持っている。ブラジルとウクライナの生活は全然違うけど、彼はそれに適応した。オールド・トラフォードでも適応するだろう。イングランドのフットボールに適応するには時間がかかる。私もブラジルから来た時は難しかった。すべてが違うんだ。スピードもプレイテンポも、激しさもね。フレッジにとってもウクライナとは違うものだろう」と語っている。
ここまでモウリーニョの期待に応えているとは言い難いが、1年はプレミアへの適応に時間がかかると考えるべきなのかもしれない。