シュマイケルが「モウリーニョ解任するな、来年もやらせろ」と言う理由とは?

『BBC』は18日、元マンチェスター・ユナイテッドのGKピーター・シュマイケルのインタビューを掲載した。

かつてアレックス・ファーガソン監督政権下のユナイテッドで長くゴールマウスを守り、プレミアリーグの歴史上でも最も偉大なGKの一人となったシュマイケル氏。

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彼は現在苦しんでいるユナイテッドについて『BBC Radio 5 live's Sportsweek』で以下のように話し、モウリーニョを長い間留めておくべきだと語ったという。

ピーター・シュマイケル 「アレックス・ファーガソン監督とデイヴィッド・ギル(元CEO)が2013年に去って以来、マンチェスター・ユナイテッドはアイデンティティを探している。

変化が起こると同時に、我々はアイデンティティを失った。最悪のタイミングでね。その力がなくなったからこそ、他のクラブに追いつかれてしまった。

デイヴィッド・モイーズを呼んできて、わずか7ヶ月で解任したことは、ライバルを助けることになった。

何の考えがあってのことだったのかはわからないが、私は監督の首を簡単にすげ替えるようなクラブは嫌いだ」

「7ヶ月で監督を解任することは素晴らしいものではない。そしてファン・ハールがフィットしなかった。そしてジョゼ・モウリーニョが来た。

彼ら3人の監督は非常に異なる。そして、それならば時間がかかるものだ。

我々は四半世紀同じ監督の下でプレーすることに慣れていた。そういうクラブだったからね。

モウリーニョを選んだ時、我々はモウリーニョのスタイルを選んだのだ。

私はモウリーニョに文句は言わない。彼は監督であるし、タイトルをもたらした。しかし、彼はサー・アレックス(ファーガソン)のようにクラブを発展させていく男ではない。

モウリーニョは2~3年だけチームにいて、そして去るタイプの監督だった。しかし、彼がもし10年以上残れば、ユナイテッドは戻ってくるかもしれない。それがユナイテッドの自然な姿だ。

私はモウリーニョが残ってくれることを期待する。それの何がいけないのだ?」

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