ヘルシークッキングコンテスト 小川さんが最優秀賞

 健康的な食生活の推進を目的としたヘルシークッキングコンテスト(長崎県佐世保市主催)の最終審査と表彰式が17日、高砂町の佐世保市中央保健福祉センターであった。14回目の今回初めて、主食と主菜、副菜が入った「バランス弁当」をテーマに設定。最優秀賞には県立佐世保商業高2年の小川亜衣里さん(17)が輝いた。

 7月から作品を募集したところ、市内から940点の応募があった。二次にわたる審査を経て8作品を選定。最終審査では、弁当の中からお薦めの一品を作ってもらい、味や見た目、誰でも簡単に調理できるかどうかをチェックした。

 最終審査で、小川さんはアジのハンバーグを作った。ミンチにはせず、魚の食感が楽しめるようにした点が評価された。小川さんは「選ばれるとは思わず驚いた。長崎県はたくさんの魚が取れるので、おいしさを伝えたいと思って食材に使った。子どもでも簡単にできるので、みんなに作ってもらいたい」と喜びを語った。

 ■他の入賞者は次の通り。(敬称略)

 ▽優秀賞 森滉乃佳(早岐小2年)、波木保乃(清水中2年)▽特別賞 西尾雄誠(広田小6年)、野村萌花(佐世保西高1年)▽バランス賞 鬼塚奎多(中里中3年)、坂口満理奈(長崎国際大4年)、松口かほり(一般)

最優秀賞に輝いた小川さん=佐世保市中央保健福祉センター

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