アルゼンチン代表復活の兆し! メッシのいない若きチームが面白いことに

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リーベル・プレートで評価高めるエセキエル・パラシオス photo/Getty Images

ロシアワールドカップでは何とかベスト16まで進出したものの、アルゼンチン代表は大会を通してパフォーマンスレベルが上がらなかった。ベテランになった主力選手の衰えも感じられ、リオネル・メッシもロシア大会以降代表を離れている。世界を代表する強豪アルゼンチンはこのまま沈んでしまうのかと嘆くサッカーファンもいるだろう。

しかし、アルゼンチンには光も見えてきている。16日には親善試合でメキシコ代表を2-0で撃破したが、ロシア大会以降は指揮官リオネル・スカローニの下で積極的な世代交代に取り組んでいるのだ。スペイン『MARCA』も、新たな世代が出てきたと期待をかけている。

最終ラインでは、トッテナムでプレイする20歳のファン・フォイスが出てきたのが大きい。トッテナムでもデビューを飾り、メキシコ戦ではフル出場を記録。4年後へ新たなディフェンスリーダーになることが期待される逸材だ。

さらにサイドバックでは9月のグアテマラ代表戦でラシン・クラブ所属の25歳レンソ・サラビアをデビューさせ、インディペンデンテ所属の22歳ファブリシオ・ブストスにもチャンスを与えた。

中盤では乾貴士の所属するレアル・ベティスで好パフォーマンスを見せている22歳のジオヴァニ・ロ・チェルソ、レアル・マドリード行きが近いとも言われる20歳のリーベル・プレートMFエセキエル・パラシオスの2人に期待がかかる。パラシオスもグアテマラ戦でデビューを果たした選手だ。さらにハビエル・マスチェラーノが後継者に指名したとされるシュッツトガルト所属の21歳サンティアゴ・アスカシバルもいる。

前線ではメッシ不在問題があるものの、同メディアはユヴェントスFWパウロ・ディバラに10番の役割を任せる時にあると主張。ディバラがユヴェントスと同じパフォーマンスを代表で見せられるのであれば、ひとまず御の字とすべきだろう。メッシの代役など世界を探しても見つからないため、どこかで妥協は必要だ。

センターフォワードではインテルのマウロ・イカルディがようやく主力になろうとしている。ゴンサロ・イグアイン、セルヒオ・アグエロらこれまで召集されてきたストライカーと比較しても、イカルディの得点力は全く引けを取らない。ここは問題ないだろう。

またインテルでイカルディとチームメイトのラウタロ・マルティネスも期待の逸材だ。インテルではやや苦戦しているが、21歳のストライカーはアルゼンチン国内で高い評価を受けてきた。4年後への重要な戦力となる。

こう見ると、少し世代交代したアルゼンチンに期待が持てるのではないだろうか。以前に比べてタレントが小粒になっている感は否めないが、これから欧州トップリーグに羽ばたこうとする若手もいる。ポジティブな面も多いはずだ。

メッシが復帰するのか、それとも新時代を担う選手たちを中心に戦うのか。いずれにしても4年後にどんなチームが完成しているのか楽しみだ。