マリナーズの左腕・パクストンがヤンキースへ電撃トレード!

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エース級の先発投手の獲得を狙っていたヤンキースが、エース級のポテンシャルを秘めた左腕を獲得する電撃トレードを成立させた。日本時間11月20日、ヤンキースは有望株左腕のジャスタス・シェフィールド、右腕のエリック・スワンソン、外野手のドム・トンプソン・ウィリアムスをマリナーズへ放出し、今季ノーヒッターを達成したジェームス・パクストンを獲得。2年連続で2ケタ勝利をマークし、今季は自身初の200奪三振もクリアした左腕が、ヤンキースに加わることになった。

現在30歳のパクストンは、今季28試合に先発して160回1/3を投げ、11勝6敗、防御率3.76、208奪三振を記録。故障が多く、まだ規定投球回到達の経験はないものの、通算奪三振率9.54を誇り、日本時間5月9日のブルージェイズ戦でノーヒッターを達成するなど、健康時のパフォーマンスは間違いなくエース級である。今オフ、ヤンキースは先発ローテーションの前半(1番手~3番手)を担える投手を複数獲得することを目指していたが、まずはその第1弾としてパクストンの獲得に成功した。

ヤンキースは先日、ベテラン左腕のCCサバシアと再契約を結んだが、ブライアン・キャッシュマンGMは「我々はCC(サバシア)と再契約を結んだけど、さらに先発投手を2人獲得したいと考えている。エース級の投手をチームに加えることができたらいいね」とコメント。要するに、ヤンキースはパクストン獲得後も先発投手の補強を続ける方針であり、パトリック・コービンとJ.A.ハップの両左腕がトップ・ターゲットになっていると見られている。

マリナーズに加わる3人のうち、目玉となるのはシェフィールドだ。MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで全体31位、左腕部門4位にランクインするほどの有望株であり、今季はAA級とAAA級で合計25試合(うち20先発)に登板して7勝6敗、防御率2.48、奪三振率9.54をマーク。9月にはメジャーデビューも果たした。スワンソンはマイナー3階級で合計24試合(うち22先発)に登板して8勝2敗、防御率2.66の好成績をマークした25歳の右腕。トンプソン・ウィリアムスはマイナー2階級合計で100試合に出場して打率.299、22本塁打、20盗塁、OPS.909をマークした23歳の外野手である。