青森県八戸市や五戸町などをホームタウンにするヴァンラーレ八戸FCのJ3昇格が11月20日(火)に15時から八戸市内で行われたJリーグ入会 合否決定 記者会見で正式決定した。
青森県勢初のJクラブ誕生!
ヴァンラーレ八戸というクラブを聞いたことがあるだろうか。同クラブは青森県八戸市を中心とした16市町村をホームタウンとして活動するJFLに所属クラブだ。同クラブの2019シーズンからのJ3昇格が11月20日(火)に正式に内定した。同日、八戸市内で15時から行われたJリーグ入会 合否決定 記者会見に株式会社ヴァンラーレ八戸の代表取締役、取締役や監督、選手数名が出席し、J3昇格
決定の瞬間に立ち会った。
同クラブは2013年に東北社会人サッカーリーグ1部2位の成績で全国社会人サッカー選手権大会に出場し、JFLに昇格。同リーグ参入元年となった2014年1月、将来のJリーグ昇格を念頭に「株式会社ヴァンラーレ八戸」を設立した。2016年に多賀多目的運動場(ダイハツスタジアム)が完成したことで、J3ライセンスを
交付され、2018年にJFL年間順位ので3位の成績を残す。さらには、平均観客動員数も基準を満たしたことで2019年シーズンからのJ3昇格が内定し、悲願の青森県初のJリーグクラブの誕生となった。
東北全て県にJリーグクラブが!
ヴァンラーレ八戸のJ3昇格決定によって、東北6県全てにJクラブが存在することになった。
東北6県のJリーグクラブは以下の通り
青森県 ヴァンラーレ八戸(2019シーズンからJ3参入決定)
秋田県 ブラウブリッツ秋田
岩手県 グルージャ盛岡
山形県 モンテディオ山形
宮城県 ベガルタ仙台
福島県 福島ユナイテッドFC
これで2019シーズンはJ1からJ3で55クラブ(FC東京やセレッソなどのセカンドチーム除く)となった。今後のヴァンラーレ八戸の活躍に期待するとともにJリーグと日本サッカーの更なる発展を願うばかりだ。