日本一へ狙い定め 別府溝部学園短大女子弓道部が4冠達成

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九州学生弓道選手権大会で団体優勝した別府溝部学園短期大学女子弓道部。個人優勝の本山結麻さん(右端)と最優秀射士賞の加藤彩さん(右から2人目)は「東西対抗戦」に出場する

 別府市の別府溝部学園短期大学女子弓道部が、「第56回九州学生弓道選手権大会」(10月下旬・福岡市)で団体、個人のダブル優勝を果たした。優秀射技校、最優秀射士賞にも選ばれ、1986年の創部以来、初の“4冠”を達成した。

 大会には九州各地から31校が出場し、短大は同校だけ。3人がフル出場で戦い、選手層の厚い4年制を相手に実力を発揮し、2年連続で優勝を決めた。149人が出場した個人戦でも本山結麻さん(2年)が頂点に。2015年以来のダブル優勝を成し遂げ、学生弓道の最高峰とされる「第56回伊勢神宮奉納大会」(23~26日・三重県伊勢市)への“切符”を手にした。

 さらに1校に与えられる優秀射技校も獲得。最優秀射士賞には加藤彩さん(1年)が選ばれた。

 部員数は5人と少なく、指導者もいない中、自主練習や他校の部活動に参加するなどしながら力を付けてきた。河野拓郎顧問は「精神力が高く、実力もある学生ばかり。意見を言い合い、切磋琢磨(せっさたくま)しながら練習に励んできた成果」とたたえる。

 奉納大会の全日本学生弓道女子王座決定戦(団体)と女子東西学生弓道選抜対抗試合に出場する本山さんは「落ち着いて丁寧に弓を引きたい」、加藤さんは「応援してくれる家族や短大、仲間のために頑張ります」と決意を語った。