和歌山県知事選立候補者|仁坂吉伸(にさか よしのぶ)氏の経歴・政策は?

任期満了にともなう和歌山県知事選(11月8日告示、25日投開票)に仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)氏(68)が立候補しています。
仁坂氏は現職の和歌山県知事で、自民・国民民主・公明・社民4党の県組織の推薦を受け、4選を目指し無所属での立候補です。
なお、和歌山県知事選には共産党の推薦を受けた新人の畑中正好氏(66)が無所属で立候補を届け出ています。

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和歌山県出身の仁坂氏。通産官僚を経て、和歌山県知事を3期務める

仁坂吉伸氏は1950年10月2日、和歌山県和歌山市の生まれで現在68歳です。東京大学経済学部経済学科を卒業後、1974年に通商産業省に入省。通商産業省幹部、ブルネイ国大使を歴任し、2006年の和歌山県知事選では195,719票を得て初当選しました。以来、3回の当選を重ねています。今回の選挙では4期目を目指しての立候補となっています。

仁坂氏の政策理念

仁坂氏は自身のHPによれば、キャッチコピーとして「にさかの5つのお約束」を掲げ、具体的には

1、子育て対策、教育に力を入れ、人を育みます。
2、中小企業、農林水産業、観光産業、IT等新産業を育て、招き、しごとを創ります。
3、自然災害への備えを強化し、 医療の充実・健康の維持・安全な社会を実現して、いのちを守ります。
4、快適な生活環境を守り、高齢者、障がい者、困難を抱える家族等への福祉を充実して、くらしやすさを高めます。
5、和歌山の誇る自然、文化、景観、都市、中山間を守るとともに、各地域をつなぐ交通ネットワークを整備して、すばらしい地域を創ります。

を政策として掲げています。

仁坂氏の立候補への抱負

仁坂氏は県知事としての3期12年の実績を強調しながら、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に関しては、「県独自の工夫と政府による規制で安全は確保可能」とし、県民所得の増加を図るのは当然の責務であると述べています。

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