矢野経済研究所（東京都中野区）は、住宅リフォーム市場の短期的な市場トレンド調査を実施し、２０１８年第３四半期（７～９月）の市場規模（速報値）を公表した。住宅リフォーム市場規模は１兆４４６７億円（速報値）、前年同期比９．９％減と推計。猛暑・豪雨・台風・地震などに見舞われ概して低迷した。
２０１８年１～９月期は、４兆３０６２億円（前年同期比５．３％減）。２０１８年は、第２四半期でやや回復基調の兆しも、昨年第４四半期から総じて軟調である。展望として、２０１８年の住宅リフォーム市場規模は、５．９～６．１兆円を予測。第３四半期が大きく落ち込んだことが影響し通年で６兆円を割り込む可能性があるとしている。
住宅リフォーム市場の四半期別の市場トレンド推移
