筑西署と結城信金 「静かな強盗」対応訓練 紙で現金要求、手口再現

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防犯訓練で強盗犯役(左)に現金を要求され、対応する結城信金職員=筑西市丙の結城信金下館支店

結城信用金庫(結城市)は、筑西市丙の下館支店で、強盗とニセ電話詐欺を想定した窓口対応訓練を実施し、同支店などの職員約25人が防犯体制を再確認した。強盗対応訓練では、特に窓口で紙を示して現金を要求する「静かな強盗」の手口が、筑西警察署員の協力により披露された。

職員は、強盗への対応として、▽警察への通報▽時間を稼ぐ▽犯人の特徴を記憶▽追跡する-などの注意点を再確認した。ニセ電話詐欺については、来訪者にチェック表を提示し、相手の話に丹念に耳を傾ける作業の重要性を再認識した。

ニセ電話詐欺への対応を体験した瀬尾麻里子さん(28)は「お客さんの話をきちんと聞き、被害に遭わせないよう気を付けたい」。強盗への対応を体験した冨田美貴さん(25)は「無言で現金を要求されるとは予想していなかった。よい経験になった」と感想を話した。

同署生活安全課の塩沢慶介課長(40)は「静かに来る強盗がいるということを知ってもらいたい。訓練を機に意識を高め、警察との連携を強めてほしい」と話した。(冨岡良一)