LIXIL、新「ソーラーパネル」発売 電力出力量が7%向上

 LIXIL(本社・東京都千代田区、社長・瀬戸欣哉氏)は20日、12月3日からソーラーパネルの新シリーズの受注を開始すると発表した。新製品の「Jシリーズ」は大きさを半分にしたハーフセルを採用。電流を小さくすることで配線部分での電力ロスを抑え、同じ接地面積で電力の出力量を7%向上できる。

 風圧荷重3800パスカル・積雪荷重5400パスカルと優れた耐荷重性能も特長で、垂直積雪量150センチまで対応。積雪地域にも安心して設置できる。標準サイズの「Fサイズ」と、その8割の大きさの「Sサイズ」の2種類をラインアップ。二つの大きさのパネルを組み合わせることで敷地面に対し無駄なく敷き詰められるため、発電量の大幅アップに貢献する。

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