室蘭新市場建設予定の旧高等技専跡を1億円で取得へ

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 室蘭市は22日、新公設地方卸売市場の建設予定地の取得費を含む2018年度補正予算案を、12月3日開会予定の第4回市議会定例会に提出する方針を固めた。日の出町の現市場をイタンキ浜沿いの旧高等技術専門学院跡(東町)に全面移転させるため、道有地を約1億円で取得する。一般会計は来年の統一地方選に向けた経費約1500万円などを盛る。

 関係者によると、新市場移転用地となる道有地の広さは約3万平方メートル。市は市議会で用地取得のめどを「秋ごろ」と答弁し道との交渉を進め、このほど終えたもようだ。

 新市場を巡っては建設費が約50億円と高額になるため、職員の横の連携を生かすプロジェクトチーム(PT)発足などの検討を進め、具体化を目指している。民間資金活用による社会資本整備(PFI)のほか、国の補助金獲得などの可能性も探っている。

 このほか補正予算案には統一地方選に向けた準備経費を盛る。道知事・道議会約1200万円、市長・市議会約240万円を計上する考え。障害福祉総合センター指定管理費用など、予算確保のために必要な「債務負担行為」を追加することなどを盛り込む方針。

 議案は、候補者の政策や公約をまとめた「選挙公報」の発行に向けた条例改正や、市長・市議会選挙運動公費負担見直し、学校教育用端末購入、B&G海洋センター指定管理者の指定などを提出する予定。(粟田純樹、林帆南)

【写真=市場の移転候補地として取得することが決まった旧高等技術専門学院跡】