東・西日本、沖縄・奄美で気温高い 気象庁1か月予報

 気象庁は22日、向こう1か月の予報を発表した。全国的に暖かい空気に覆われやすいため、東日本以西では向こう1か月の気温は高く、北日本でも平年並か高い見込み。日本海側の降雪量は北日本で平年並みだが、東日本は平年並みか少ない予想となっている。

1か月予報(平均気温、11月24日~12月23日)。出典=気象庁HP

 最近1週間(11/15~21まで)は、北・東日本日本海側で気圧の谷や寒気の影響で、曇りや雨(雪)の日が多くなった。

 20日は札幌で初雪を観測したが、平年より23日遅く、1876年の統計開始以来1890年と並び最も遅い記録となった。

 今後1週目(11/24~30)も、北・東日本日本海側は気圧の谷の影響を受けやすく、平年に比べて雨(雪)の日が多い見込み。北・東・西日本太平洋側は高気圧に覆われて、平年に比べて晴れる日が多くなりそうだ。気温は平年より高い地域が多い見通し。

1か月予報(降水量、11月24日~12月23日)。出典=気象庁HP

 2週目(12/1~7)は北日本を中心に、低気圧の影響を平年よりやや受けやすい予想で、北・東・西日本は平年より日照が少ない見込み。日本海側は各地とも、平年に比べて雨(雪)の日が多くなりそうだ。気温は東日本以西で高く、北日本でも平年並みか高い見通し。

 3~4週目(12/8~21)は全国的に平年とほぼ同様の天候が見込まれ、日本海側は平年と同様に曇りや雪(雨)の日が多くなりそうだ。

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