悪童たちの力を結集せよ! ウェストハムがプレミア“最凶”のヒール軍団に!?

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気性の激しさでも知られるキャロル photo/Getty Images

今週末に再開するプレミアリーグ。今季はマンチェスター・シティ、リヴァプール、チェルシーと未だに無敗のクラブが上位に3つもひしめいており、気の抜けない優勝争いに注目が集まっている。とりわけ10勝2分と圧倒的な強さを誇るマンCをどこが止めるのかは、プレミアファンにとって目下最大の関心事だろう。そんなマンCに今節挑むのは、現在13位といまいち振るわないウェストハムだ。

しかし、今週ウェストハムには朗報が舞い込んだ。足首を負傷し開幕から離脱していたFWアンディ・キャロル、そして同じく足首を負傷し、炎症のため治療が長引いていたMFジャック・ウィルシャーが戻ってくるという。英『sky sports』が報じている。

負傷明けのためフルタイムでの出場は望めないかもしれないが、一発のあるキャロルと創造性のあるウィルシャーの存在は、途中出場からでも十分に流れを変えうる。チームにとって大きな助けになるはずだ。

さらに、別の興味深いニュースも飛び込んでいる。かつてマンCやアーセナルなどで活躍した元フランス代表MFサミル・ナスリが、ウェストハムの練習に参加しているのだ。ナスリは今年2月に世界アンチドーピング機関の規定に違反したとしてUEFAから半年の出場停止処分を科され、さらに8月には2ヶ月の処分延長を言い渡されていた。しかし21日に英誌『FourFourTwo』が伝えたところによれば、ナスリは今冬よりウェストハムとの半年の契約を望んでいるとのことだ。

時には悪童として名を轟かせたキャロル、ウィルシャー、ナスリに加えて、チームにはすでに“イブラ2世”の異名をとる暴れん坊FWマルコ・アルナウトビッチ、恐れを知らぬファイタータイプのMFマーク・ノーブル、昨季FAカップでの“唾吐き事件”で有名になってしまったDFアルトゥール・マスアクなどがおり、さしづめ泣く子も黙るヒール軍団といった様相を呈してきている。威圧感ならプレミア一かもしれない。

もちろん、ただ素行が悪いというだけなら怖くはない。しかし選手個々の能力は文句なしに高いもので、それぞれに特出した個性がある。噛み合った時には恐るべき力を発揮するだろう。マヌエル・ペジェグリーニ監督にとってはさぞかし大変な仕事に違いないが、レアル・マドリードやマンCといったビッグクラブを率いてきた彼ならば、悪童たちをまとめるのに適任だ。このクセ者軍団は、リーグ後半に目を離せない存在になっている可能性を秘めている。