『Spox』は21日、「バンクーバー・ホワイトキャップスのアカデミーで監督を務めるクレイグ・デイリンプルは、アルフォンソ・デイヴィスについて語った」と報じた。
15歳でバンクーバー・ホワイトキャップスとプロ契約を結んだ天才少年アルフォンソ・デイヴィスは、今年夏にバイエルン・ミュンヘンに移籍することを決断。18歳になった今月、ついにドイツへと渡っていった。
メジャーリーグサッカーではすでに33試合に出場して8ゴール。16~17歳の間ですでにプロとして実績を残してきた。
アカデミー時代にアルフォンソ・デイヴィスを教えていたクレイグ・デイリンプル氏は以下のように話し、成功を確信していることを明かしたという。
クレイグ・デイリンプル 「デイヴィスはこの時代の全体に影響を与えられると思うね。
5~7歳の子どもたちは10年後に言っているだろう。『アルフォンソ・デイヴィスになりたい!』とね。本気で信じているよ。
彼は次の2~3年で終わるような男ではない。バイエルン・ミュンヘンで活躍をし、数年後にはスーパースターになるか、あるいは他のビッグクラブに行っているだろうね。
全ての男の子がメッシになりたがっている。しかしメッシは特別なスタイルを持っている選手だ。
アルフォンソ・デイヴィスは、半分くらいメッシだ。そして半分はクリスティアーノ・ロナウドだ。
私に言わせれば、キリアン・エムバペも思い出させるね。そのスピードとパワーがね。昔でいえばティエリ・アンリだ。
これから数年間、どのように成長していくかを見ていこうじゃないか」
「アルフォンソ・デイヴィスはトップチームでプレーするまで2年はかかると、アカデミーの監督に言ったことを覚えているよ。完全に間違っていたね。
バイエルンはアルフォンソのための適切なクラブだと確信しているよ。状況は完璧だ。彼にとってね。
なぜかといえば、バイエルンはアルフォンソをどのように扱うかを最初から明確にしているからだ。
彼らはさらにアルフォンソを成長させたがっている。ただ、ファーストチームには平等に時間を与えたいものだ。
アルフォンソはプレーしなければならない。それは重要だ。彼は今回も新しいチャレンジに直面することになる。ただ、私は彼が成長し、ミュンヘンで成功すると確信しているよ」