「能面」付けて伝統芸能学ぶ 小学校で体験授業 /千葉・市原

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能面を顔に付け、日本の伝統芸能への理解を深める児童ら=市原市

 千葉県市原市潤井戸の市立湿津小学校(金本啓二校長、児童367人)で、「能楽」を学ぶ特別授業が行われた。普及活動に取り組む市謡曲連合会(大村欣一会長)が協力。児童は実際に能面を付けるなど貴重な体験を通じて日本の伝統芸能への理解を深めた。

 全校児童は最初に能全般の説明を受け、能舞台に4本の柱があり、正面の鏡板には神が宿るとされる松が描かれていることを体育館の特設舞台で確認。仕舞や舞囃子(ばやし)といった上演形式の実演も楽しみ、能の魅力を肌で感じた。

 5、6年生向けには、さらに奥深い体験の機会があり、さまざまな種類の能面を顔に付けたり、見慣れない小鼓を打ったりと能を多角的に学んだ。同会は最後に「すばらしい文化を外国や日本の友人と語り合えるように勉強してほしい」と呼び掛けた。

 中山慶太君(11)は「能面は視界が狭いことを知った。楽しい体験だった」と感想を述べ、大浦七海さん(11)は「能に触れ合えて良かった。外国人にも興味を持ってもらえるようになれば」と伝統芸能の一層の普及に期待した。