西郷隆盛屋敷跡に建碑、京都

NPO法人が

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西郷隆盛が住んでいたとされる屋敷跡を示す石碑について説明する「京都歴史地理同考会」の中村武生理事長=23日、京都市

 京都市のNPO法人「京都歴史地理同考会」が、同市上京区下塔之段町で西郷隆盛が住んでいたとされる屋敷跡を示す石碑を建て、23日に除幕式が開かれた。

 建碑に携わった歴史作家の桐野作人氏によると、この場所は幕末の薩摩藩邸から近く、西郷とともに明治維新期に活躍した大山巌などの複数の証言資料から推定した。1864年の禁門の変があった後の、1865(慶応元)年ごろから約3年にわたって住んでいたとみられ、西郷の警護役として弟従道や黒田清隆ら複数の薩摩藩士らも同居していたという。

 また、石碑は近くで室町幕府3代将軍足利義満が建てた相国寺七重大塔の場所なども示している。