水戸啓明高野球部監督 元広島・紀藤氏就任へ

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水戸啓明高の野球部監督にプロ野球・広島などで投手として活躍した紀藤真琴氏(53)が就任することが23日、分かった。来年1月から指導に入る。

紀藤氏は愛知・中京高(現中京大中京)から1983年ドラフト3位で広島に入団し、中日を経て、2005年に楽天で引退。通算成績は78勝73敗16セーブ。その後、楽天の投手コーチとなり、岩隈久志や田中将大らを指導。台湾プロ野球でも投手コーチの経験を持つ。

14年には研修会を受け学生野球資格を回復。同年から水戸市内で野球塾を立ち上げ、小中高生への指導を続けてきた。

茨城新聞の取材に対し、紀藤氏は「悩んだ末に決断させていただいた。個人的には何度も甲子園のマウンドに立ったが、もう一度、別の立場から甲子園に行きたいと思った」と語った。今後のチームづくりについては「そんなに簡単に強いチームはつくれない。まずは人間形成が大切。投手を中心としたディフェンス面や、スランプがない足を生かした野球を整えたい」と意欲を示した。

水戸啓明高は、校名変更前の水戸短大付高時代の1996年夏と2002年春に甲子園に出場している。