子育て支援施設で講座 ひたちなか どならない練習紹介

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子どもと母親役に別れ、学んだことを演技して練習。「必ず褒めることが大切」=ひたちなか市東石川の「ふぁみりこらぼ」

子育てが少しだけ楽になるヒントを学ぶ「スマイル・ペアレンティング講座〜どならない子育て練習法」が、ひたちなか市石川町の子育て支援・世代交流施設「ふぁみりこらぼ」で開かれ、子育て中のママや保育士10人が、事前に子どもに言い聞かせる「予防的教育法」を学んだ。

どならない子育て練習法は、アメリカ発祥のプログラム。役割を演じ分けながら、子どもに対する親の言葉掛けや行動を変えることを学ぶ。「イライラしないためには事前練習が大切」と話す講師のいばらき子育てリーダー、仲田小百合さん(52)は、スーパーで子どもが駄々をこねたときなどの事例を挙げながら、子どもにしてほしいことを考え、子ども側の理由にも思いを巡らした。

予防的教育法の事前練習は▽親が落ち着いているとき▽問題が起きる前▽成功体験を積み重ねる-の3点が重要。また、高ぶる気持ちの抑え方として▽水を飲んでやり過ごす▽ポケットに手を入れてみる-などを紹介した。

3歳と4カ月の2児を育てる青木亜弓さん(39)は「家の中で子どもと一対一でいると不安。支援リーダーの方や受講者のママと気持ちを分かち合えるので安心する」と話し、4歳と2歳の2児のママ、朝岡真衣さん(37)は「褒め方や叱り方がこれでよいか不安だった。講座で確認ができ、自信につながった」と笑顔を見せた。

同市児童福祉課の保健師、坂本純子さん(43)は「イライラするのは特別なことではなく、どのお母さんにも当てはまる。この講座で学び、子どもに対して怒ることが1回でも減ったら、お母さんのストレスも減る」と話していた。(鈴木聡美)